
「婿入りの時だと婚姻届けって、何か違う手続きが必要なのか……?」と思っていました。
結論、書く内容が少し違うだけで、婚姻届けの手続き自体」は一緒でした。笑
ということで、どこが違うのかなどを実体験をもとに「婿入りで婚姻届を出す手順」をわかりやすくまとめて紹介します!
そもそも婿入りとは?

婿入り=妻側の戸籍に入ること
婿入りとは、簡単に言うと『夫が妻側の名字になること』。
昔は「家を継ぐため」といった背景があったけど、今は「名字を残したい」「女性側の親との同居」など、理由はさまざま。
「婿入り」と「婿養子」って似てるけど、名字を変えるだけ(婿入り)と、養子縁組をする(婿養子)では大きな違いがあるんですよね。
と、まぁ、このあたりは長くなってしまうので、気になる方はこちらをどうぞ~⇒『婿入り』と『婿養子』の違い一覧表!メリットとデメリットをシンプルに解説
婿入りにおける婚姻届の出し方

婚姻届の基本的な書き方は?
基本的には、婚姻届の様式は全国共通。
役所の窓口かホームページでダウンロードできるよ(ご当地キャラクターのものとかもあるらしい)
新しい戸籍の筆頭者(妻になる人)を記入し、「氏を改める者」欄に自分(夫)が記載すればOK。
違いはここだけだよ!笑
提出先とタイミング
婚姻届の提出先は、本籍地・住所地・所在地のいずれかの市区町村役場。
僕の場合は彼女と当時住んでいた地域の市役所にどしゃぶりの雨が降る中で出しにいきました。笑
提出日が入籍日になるから、日取りも要チェック!
手続きの際に必要な書類まとめ

- 婚姻届(証人欄も記入済みで2人分の署名が必要)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 戸籍謄本(本籍が提出先と違う場合)
- 印鑑(必要ない自治体もあるけど念のため持参)
と、ざっくり説明してるけど、もっと詳しく確認したい場合は、結婚と言えばの「ゼクシィ様」のサイトが、ホントに親切なのでぜひご参考に⇒https://zexy.net/mar/manual/registration/marriage.html
婿入りで起こりやすい名前(姓)のトラブル

「夫が妻の姓を選ぶ」ときの誤解
僕の周囲でも「長男が名字変えるなんて親不孝」とか「遺産目当て?」とか冗談交じりに言われたりもしたけど、余計なお世話だって心の中で叫んでました。笑
両家納得のうえでの判断なら、まったく問題なし。
慣習的なイメージがあると、こういう時に変な誤解やイメージを持ちやすいのも、婿入りが少ない理由だろうなぁ。
改姓後の手続きが地味に大変
運転免許証、銀行口座、クレジットカード、保険証など、名字を変更するだけで10個以上の手続きが発生する…。
正直、これが一番しんどかった。でもまとめて1日で動くと意外と片付くから、事前にリスト化しておこう!
というか、嫁入りの場合は、女性側が同じ苦労をするんだから「手続きが面倒だから婿入りはイヤ!」なんて言おうものなら、大喧嘩間違いなしですよね。
婿入り後にやるべき変更手続き

- 銀行口座名義の変更
- 勤務先への届出と社保手続き
- 保険証・年金の名義変更
- 免許証の書き換え
- パスポート・マイナンバーカードの再発行
- スマホ・ライフライン契約の名義確認
- クレカ、ネットショップ等の情報更新
僕が感じた「婿入りあるある」と対策法

- 姓が変わって実家の家族から「他人みたい」と思われるのでは…… → 定期的に顔出してフォロー
- 名字が変わったことで「え?なにがあったの……?」というリアクションをされる→ 「婿入りして名字が変わったんだよね!」と、先に事情を話す
- 相手の親との距離感に悩む → 婿入りだからなんてことは気にしない。普通に節度をもって接する
まとめ|戸惑わずに一歩踏み出すために
婿入りって、「変わってる」と思われるかもしれない。
でも、今の時代は自由な選択が当たり前。
大切なのは、ふたりにとってベストな形を選ぶこと。
手続きは少し面倒だけど、ちゃんと準備しておけば安心してスタートが切れるよ。
僕の体験が、これから「婚姻届を婿入りで出す」人の参考になったら嬉しいな!
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