婿入りしたい時に考えておくべきこと。婿入り10年の経験談

結婚のスタイルとしては割合の少ない『婿入り』。

「婿入りしたい!けど何からすればいいのかわからん!!」という方は多いでしょう。きっと。

そんな人に婿入り10年の経験をもとに婿入りのポイントをまとめたこの記事を送ります♪

まずは『婿入り』と『婿養子』の違いを知ろう

まずはこちらの一覧表を見てくださいませ。

婿入りと婿養子の違い一覧表

婿入りは名字が妻側なだけで、一般的な結婚とほとんどなーーーんにも変わりません。

でも婿養子だと、

  • 妻側の両親と養子縁組をする
  • 妻側の両親の扶養義務が発生する
  • 妻側の両親の遺産相続権が発生する

といったところが大きな違いが。

この辺詳しくは長くなるのでこちらをどうぞ⇒『婿入り』と『婿養子』の違い一覧表!メリットとデメリットをシンプルに解説

では、なぜ婿入りと婿養子の違いを知っておくべきなのか。

遺産相続権はトラブルのもと

妻が一人っ子であれば気にしなくてもOKですが、兄弟や姉妹がいたら……シビアな問題です。

それはなぜか。

遺産の分配率が変わるからです。

妻にお姉さまがいた場合を簡単に図にしてみるとこんな感じですね。

極端な話、遺産を相続しないという取り決めを最初にするのもありですが……

結婚する前にこの話をするのは結構ハードルが高い……

だって義両親に義両親が亡くなった場合の話をするわけですから……

婿入りしたあとに、婿養子に入るという方法もあるので、このあたりは結婚してお互いの信頼関係が構築されたあとに、みんなで検討するというのも一つの選択肢かなと。

自分の両親は婿入りを受け入れられるか

婿入りは珍しいので、自分の親から反対される可能性は高い……!!

なので親が不安に思うであろう部分を先に知っておき、婿入りを相談するのがベター。

婿入りしちゃうと家の跡継ぎがいなくなる!という場合を除いては、基本的に「なんとなく不安」という部分が多いんですよね。

この辺りはこちらの記事を参考にしてみてください→「婿入り」が反対されてしまう理由とは?親に伝えるべき思い

婿に入る覚悟は本当にあるか

婿入りだから……というわけじゃありませんけど、結婚するということには覚悟が必要です。

婿入りの場合は、男性側が各所の名義(会社、銀行など)を変更する必要が出てきます。

まあ、やってしまえば最初だけの話だし、そんなめちゃくちゃ面倒ってこともないので大丈夫です。

くれぐれも「手続き面倒くさいからヤダな……」とか口にしてはいけません……!

しようものなら「じゃあ私(奥様)が面倒なことをするのはいいってこと?」とごもっともな反論がくること間違いなしです。

経験的に絶対に気にすべきは「義両親との同居」

ここは本当に話し合っておいた方がいいです。

ちゃんと話し合っておかないと最悪離婚まで発展する可能性が大きいので。

婿入りでも婿養子でも、義両親との同居義務はありません(なんとなく同居が当たり前な風潮がありますが)

同居がダメという訳ではありません。

事実僕は結婚してすぐ完全同居で10年以上一緒に暮らしていますが、とてもよくしてもらっています。

ですが、それはたまたま妻のご両親との相性がよかっただけで、世の中を見渡してみると、大変な思いをされている方もいらっしゃいますので……

このあたりはこちらの記事をご参考までに⇒義両親との同居で離婚率が変わる?統計と経験値から推測する同居のリスクとは

以上!婿入り前に整理しておいた方がいいことでした!

【関連記事】
【僕が婿入りした理由】それぞれの家庭で違う想い。シンプルな僕の答え。
「婿入りしたい」と伝えた時の親の気持ち。母が僕にかけた言葉とは。
・「婿入り」のプロポーズはどうすればいい?女性からするべき?実体験と世間のイメージを比較

コメント

タイトルとURLをコピーしました